メガネとは視力・視機能を矯正する道具だけでなく
お洒落の道具でもある。
小川都志朗
『楽しいメガネ、楽しむメガネでなければ面白くない』 は小川が オープン以来変わらず語り続けるジーケネのコンセプトでありますが、一部のお客様にはふざけたメガネや奇抜なメガネなどと連想され、ヒンシュクを買うようなイメージに捉えられています。 これは私どもの考えに反し、大きな誤解を招いているようで、反省するばかりです。しかし、人それぞれ、十人十色と申しますか全ての人に私どもの考えを求めるのは不可能であります。しかし、もう少し具現化し注釈なしで分かりやすく皆様に伝わればと思い 『夢や希望、未来、明るさ、幸福などをイメージしたメガネ』 と、してみました。 いかがでしょうか、まだ抽象的だと言われそうですが、これ以上は皆様の豊かな感性でそれぞれ想像していただければ幸いです。
それから、ジーケネの楽しくないメガネとは、暗く、不気味、不快を感じるメガネであり、具体的に怪奇(グロテスク)、品格に欠ける、虫系、爬虫類を連想させるデザインがジーケネに於ける面白くないメガネです。『顔につけるメガネが不快であってはいけない。』 至極当然でありジーケネの論理であります。
そのため、ジーケネでは日本国内はもとよりヨーロッパなどへ私どもの眼鏡にかなうフレーム探しに出向き、相思相愛、良い出会いがあれば買い付け、それをお色直しをして、ショップ内のチェストに大切に仕舞っております。そんな思い入れがある大切なメガネ、大切なお客様にご覧いただければと願っております。
ジーケネのメガネは視力や視機能を矯正する道具だけでなく、
お洒落(演出)のアイテムでもあります。どう自分を作るかは選ぶポイントで変わります。思い込みや偏見で選ぶ人が多い中、隠れた魅力を引き出すステージ作りをしています。
フレームが決まれば視力・視機能検査になります。良いメガネを作るためには良い視力は当然ながら両眼視に於いても正しく見えることが必要となってきます。そのため、年齢にかかわらず眼位や調節の検査をし時には内・外よせ幅(融像幅)の検査(米国式21項目検査から)も追加し、お客様との共同作業により快適なメガネをお作りしております。
当ショップは、20数年前に日本眼鏡技術研究会が発足した当初からお世話になり、メガネ店に於ける両眼開放屈折検査や両眼視機能検査を勉強させていただき実践してまいりました。※両眼開放屈折検査とは、片眼遮閉屈折検査で得た値を両眼を開けたままで各眼の屈折度をチェックし、時には日常視力の屈折度に修正し快適な眼鏡度数を得る検査をいいます。つまり、左右の眼が同じ視標を両眼で同時に見る両眼視力ではなく、左右の眼がそれぞれ違った視標を両眼を開けた状態で、左右それぞれの眼を測定する方法です。日常の視力に最も近い検査方法と言われています。
また、物が2つに見える(複視)方や片眼が抑制し両眼視できない方が時々ご来店されます。これまでメガネ店などに 『物が2つに見えて仕事や日常生活に支障をきたす』、 『片目を瞑らないと運転が出来ない』 などで 『なんとかならないでしょうか』 と訴えてこられたが 『相談にのってくれない、理解してもらえない。』 などから、自分の体質がおかしいのかと諦めに入るお客様がおられます。これらのお客様にプリズム処方をしてみると、『ものが1つに見えた』(改善できないこともあります) と驚かれ喜ばれます。この瞬間、眼鏡士冥利に尽きる思いで、眼鏡屋をやっていてよかったと感じるひとときです。
複視を改善し、正しく両眼視ができるメガネは勿論のこと、強度近視の眼に適するメガネの測定方法や調整方法などの勉強を常に怠らずに ウスカル会 にお世話になり続けております。 ジーケネでは強度近視の方にレンズの厚みを薄く、軽く仕上げ掛けやすくするために《ウスカルフレーム》を多数在庫し、快適でお洒落な眼鏡作りをお手伝いさせていただきます。 <複視歴(最近、急にものが2つに見えだした)などで病院等で受診をお願いすることもございます。>
出来上がったメガネ、フィッティングは勿論のこと、検眼、加工などの技術レベルが高くなければ良いメガネになりません。 それぞれが難しい作業ですからお客様が心地よく快適に掛けていただけるよう、ジーケネ流で調整販売しております。ジーケネイズは眼鏡屋です。品揃えだけのショップではなく技術向上にも力を注ぐショップです。
私ども眼鏡技術者として難しい問題にいくつも遭遇してまいりました。
そのため、私は生涯教育の一環として日本眼鏡技術研究会にお世話になり、技術の向上を図るために基本的及び高度な眼鏡関連課題を学習することによって、お客様との信頼関係を高め質の高いメガネを提供し、健康に貢献できるよう努力しております。また、今後は各種のビジョントレーニング、特に輻輳力(内寄せ)や調節力の改善トレーニングを取り入れ、お客様のビジョンケアにお役に立てればと願い、これからも勉強を続けてまいります。
ジーケネイズ マネージャー 小川都志朗

とは
2007/10/19 撮影 MIYAKO
2007 パリレポート リュクサンブール宮
